A.むずかしく考える必要は、ありません。お書きになった原稿がどのようなジャンルであれ、想定される読者は、お身内(親戚や友人、知人、同人)か不特定多数の二つの種類にわけられます。あるいは、同じ趣味を持つ同好の士といった、身内と不特定多数の重なる部分を含めた、三つにわけられます。
読者が決まれば、刷り部数や出版形態(書籍か電子BOOKか、あるいは書店に流通させるかインターネットで流通させるか等)がきまり、それによって必要となる予算、装丁や本文のレイアウト等の見せ方がかわってきます。
もちろん、ケースバイケースですので、疑問に思ったことは、ご相談ください。
A.一概には言えませんが、本の制作にかかわる人の手が少ないほど費用は抑えられます。
原稿が完全な形に近いほど、費用は抑えられるわけです。完全な形とは、校正や校閲が済み、本文のレイアウトが整い、内容にふさわしい装丁がなされている等、出版する材料がすべてそろっている状態です。
ですので、大学の紀要や同人誌などで、出版の経験があるかたは、直接、印刷所へ原稿を持ち込む傾向があります。
これは、費用をかけずに、自分の目指す形での本の出版が可能だからです。
原稿を完全な形に整えることが、自費出版においての編集者の大きな役割になります。
これらのことから、はじめての出版を目指す方は、編集者と二人三脚で本を完成させるが一般的です。
しかし、出版というものは編集者なしでは成立しません。どんな大作家の作品でも編集者の緻密な作業があってはじめて出版されるのです。
A.本の流通形態は、大きく三つに分けられます。
一つは、書店に流通させる方法。
もう一つには、アップルストアやアマゾンなどインターネットだけで流通させる方法。
もう一つには、上記の二つを組み合わせる方法です。
書店での販売には、流通コストが必要になります。ご負担が大きくなりますので、出版の目的についてご相談ください。目的に沿った、ご提案をさせていただきます。
仮に自社PRが出版の目的なら、大手出版社の冠が必要になるかもしれません。その際には、弊社と関係のある出版社をご紹介させていただくことも可能です。
また、インターネットで流通させる場合にも、サービスを提供するショップごとにメリット、デメリットがあります。
いまのところ自費出版や電子bookに強い会社は、アップルストアやgoogle booksですが、変化の激しい世界ですので、ご相談くだされば、その時々にあったタイプの流通形態をご提案いたします。